潔癖症

2004年4月10日 お仕事
私は 整理整頓が苦手だ。

そのくせ、100円ショップなんかで 「あ、これ何かに使えそう」と思って 買い物をするが、なかなか使う時が なかったりする。

で、いらない物は 捨てればいいのに、貧乏性なところもある私は 捨てる事もせず、私のクラスは 物があふれてしまっていた。

そんな私とは 正反対で潔癖症の副園長と、主任。

私のクラスに来ては、「汚い・片付けなさい」と いつも言っていた。

バス乗りから帰ってくると 二人がブツブツ文句言いながら私のクラスを 片付けている事もあった。

知らない間に自分のクラスを 引っ掻き回されるのは、いやだったが、まあ 仕方がない・・・。









うちの幼稚園の職員室なんて とっても殺風景だ。  

机の上には 何にもない。

というか、机の上に物を置くと ものすごく嫌がる。


それから、服装にも うるさかった。

「キレイな格好をしてください」と 副園長は よく言っていた。

副園長はいつもブランド品のものを身につけ、ネックレスや指輪、ピアスまで・・・つけていた。

私はいつも「そんな服着てたら、子どもと思いっきり遊べんやん」と 思いパンツ姿が多かった。

副園長や主任は よくヒラヒラのスカートをはいていた。

「何でそんな格好なん?走れると?」・・・私は不思議だった。
二人の見たくもないパンツを 何回もみえたことがある。

そんでもって、子どもが汚れた手で近づこうとするもんなら、
「そんな汚い手で触らないで!!!」と 子どもを叱る。

そんな服着てくる あなたたちの方が悪いんでは・・?



話がちょっとそれたが、うちの副園長は潔癖症。
私達の 靴にまで目を光らせていた。



ある日、外に出ようとすると、私の外靴が見当たらない・・・・

あれ〜?他のとこで脱いだっけ?と 色んなところを探したが、やっぱり 見当たらない。


そんな私を見ていた副園長・・・。

いや〜な予感がした。

もしかして・・・・・・・?

予感的中!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








「先生の靴、汚かったから 捨てました」とやつは言った。

もう、怒りを通り過ぎて 笑いが出そうになった。

勝手に人の靴 普通 捨てるか?

あ〜、このひとには 普通が通用しないんだった。

私は ゴミ袋を漁りました。

見つけました。

そして 履きました。



「そんなに汚くないやんね〜」
靴に話しかけてしまいました




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